Shimada Medical Design Pillow

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IMG_1194  頭痛、肩こりに悩む患者さんに女性医師が自宅でできる治療のお勧めを紹介します。

 

 

 

最近TVや雑誌で健康に関する番組が増えたとおもいませんか?

その中でも頭痛や肩こりについては特に多く特集が組まれています。それだけ多くの方が頭痛や肩こりに悩んでいるのだと思います。 実際毎日多くの患者さんが診察室の扉をノックしています。 脳外科医として診療していると患者さんはメディアの影響からか恐ろしい病気を疑っているようです。しかし、実際に脳の中に何かおそろしい病気があることは意外とまれなのです。 CTやMRIを撮影しても何も異常がないと伝えると、「こんなに痛いのだから何もないはずがない」とおっしゃる患者さんもいます。 その通り。 頭痛症という立派な病名がついたのです。 そこから治療が始まるのです。 患者さんの頭痛に合った薬を処方したり、日常生活の中で何を取り入れ、何を控えるべきかなどを話し合って治療が進むことが理想的です。 しかし、実際にはなかなか日常診察の中で身の回りのことまでお話しするのに満足できる時間がとれていません。

特に肩こり性の頭痛は肩こりが軽快しないと改善せず、鎮痛剤がきれると痛みがぶり返すのでとても治りにくい頭痛の一つです。そして患者さんの生活様式が関係することがいっぱいあります。

もちろん運動やマッサージ、温熱療法は効果的です。

では、枕はどうですか?あなたにあっていますか? 外来で首のレントゲンをとるとわかります。 「枕合ってないでしょ?」 大まかに枕の首を支える部分や後頭部の高さをお話することは出来るのですが、それだけでは不十分です。自分の一番リラックスできるカーブに沿った高さで血流を圧迫しない素材やふわりと包み込むようにずれない大きさの枕を作成したいと考えていました。 現在試作品でモニターを使って様々なデータをとっているところです。

さらにお勧めしたいのがハーブです。アロマオイルで嗅覚から、ハーブティーで体の中から頭痛を和らげることができます。

しかしハーブなら安心というわけではありません。 子供やお年寄り、妊婦さんや授乳中のお母さんには注意が必要な素材がいっぱいあるのです。 また、頭痛によいといわれているハーブも頭痛の種類によってはかえって悪化してしまうものもあります。 自分の頭痛はどのような頭痛かを知り、それにあったハーブを用いるべきです。

私たちは頭痛や肩こりを和らげるハーブを徹底的に調べました。 そして頭痛や肩こりの人が体をあたためたり、リラックスしたり、リフレッシュして頑張ろうという気分になれるハーブティーと心地よいと感じるアロマオイル、アロマミストを作りました。 鎮痛剤に手を伸ばす前に、または片頭痛の薬とともに、まず使ってみませんか?

当サイトでは 簡単に自分で頭痛の種類を見分けるチャートを使用していただき、その状態にあった種類のハーブティーやアロマをお使いいただけるようにしております。

簡易チャートは

http://zutsu.jp/healthcare/headache_type/

以下の頭痛本箱を参考にしてください。


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~頭痛に対しての知識~

頭痛の種類 頭痛にはいろんな種類があります。これらを分類、診断することが治療の第一歩です。

下記は国際頭痛分類第2版の頭痛の分類です。わかりにくいのですがこんなに種類があります。

第1部 一次性頭痛

  1. 片頭痛
  2. 緊張型頭痛
  3. 群発頭痛およびその他の三叉神経・自律神経性頭痛
  4. その他の一次性頭痛

2 部 二次性頭痛

  1. 頭頸部外傷による頭痛 ( 例 : 外傷後頭蓋内血腫による頭痛 )
  2. 頭頸部血管障害による頭痛 ( 例 : くも膜下出血 )
  3. 非血管性頭蓋内疾患による頭痛 ( 例 : 脳腫瘍 )
  4. 物質またはその離脱による頭痛 ( 例 : 薬物乱用頭痛 )
  5. 感染症による頭痛 ( 例 : 髄膜炎 )
  6. ホメオスターシスの障害による頭痛 ( 例 : 高血圧 )
  7. 頭蓋骨,頸,眼,耳,鼻,副鼻腔,歯,口あるいはその他の顔面・頭蓋の構成組織の障害に起因する頭痛あるいは顔面痛 ( 例 : 顎関節症 )
  8. 精神疾患による頭痛 ( 例 : 心身症 )

3 部 頭部神経痛,中枢性・一次性顔面痛およびその他の頭痛

  1. 頭部神経痛および中枢性顔面痛 ( 例 : 三叉神経痛 )
  2. その他の頭痛,頭部神経痛,中枢性あるいは原発性顔面痛二次性頭痛を疑うのは,つぎのような場合です
  3. 病院ではまず二次性頭痛や神経痛ではないか診断します。 重要な点は,まず二次性頭痛のなかでも危険な頭痛を見極めること。
  1. 突然の頭痛
  2. 今まで経験したことがない頭痛
  3. いつもと様子の異なる頭痛
  4. 頻度と程度が増していく頭痛
  5. 50歳以降に初発の頭痛
  6. 神経脱落症状を有する頭痛
  7. 癌や免疫不全の病態を有する患者の頭痛
  8. 精神症状を有する患者の頭痛
  9. 発熱・項部硬直・髄膜刺激症状を有する頭痛

(注)神経脱落症状とは麻痺や歩行障害、言語障害、ものが見えにくいなどの症状を指します。精神症状とは、会話が支離滅裂になる,認知症の傾向がある場合を指します。項部硬直・髄膜刺激症状とは、頭痛や悪心・嘔吐のほかに顎が胸に付きにくくなる項部硬直の症状があります。これらは髄膜炎やくも膜下出血の症状です。

 二次性頭痛の原因の中にはくも膜下出血のように命にかかわる頭痛が含まれています。「今まで頭痛を感じたことがなかった人の強い頭痛」や,頭痛もちの方の「普段とは様子が異なる激しい頭痛」は危険な病気が原因となっていることがありますので緊急性がある可能性を考えて専門医を受診してください。

二次性頭痛のうち、命に別状はないもののなかでよく見られるのが副鼻腔炎による頭痛と薬物乱用性頭痛です。

副鼻腔炎とはいわゆる蓄膿症。無色透明でない鼻水がでて、おでこや目の下の鼻側の骨を叩くと痛みが響くときに疑います。この症状があるときは耳鼻科に受診してください。

薬物乱用性頭痛とは 鎮痛剤を長期間飲服用してしまうことにより痛覚に関して過敏となってしまうことで起こります。医師の処方でなくても薬局で購入した鎮痛剤(とくに成分が単一ではなく、複数の鎮痛成分が含まれているもの)を週に2日以上または月に10日以上内服することが2ヶ月以上続いている。このような状態の方に起こる頭痛で、拍動性であったり、締め付けられるような痛みが毎日のように続き、朝方に多いなどという特徴をもちます。このような場合こそ、頭痛の診断をしっかり行うことにより、適した内服薬を使うことで連用を避けることが治療につながります。

神経痛もよくみられる頭痛です。耳の後ろから手を広げたような部位の浅いところにいたみを感じます。ビリッというような感じ、電気が走るような感じ、しびれるような感じと表現する患者さんが多いです。痛いからと言ってその部位を押したりもんだりすることは厳禁。頭皮下にある神経を頭蓋骨に押し付けることで余計に傷つけてしまうからです。蒸しタオルなどでそっと暖めると軽減します。注意をしなくてはならないのが、ヘルペスが原因となっている可能性があるため、頭皮や耳の中などに水泡などがある場合は皮膚科に受診してください。

以上の中に当てはまらなかった場合は、次のチャートを用いて片頭痛か緊張性頭痛かを見分けてください。

http://zutsu.jp/healthcare/headache_type/